「廣池千太郎記念館?」市川真間の不思議な洋館は一体…? -真間⑸
千葉県市川市真間4丁目の「木内ギャラリー」に訪れた際に、隣に立派な西洋風な外観の建物があることに気づいた。
「廣池子太郎…いや、千太郎?」情報があまりない廣池千太郎記念館がとにかく気になる。
廣池千太郎記念館
場所は木内ギャラリーの隣。行き止まりの場所にあるので、用が無い方は近づかないであろう。夏だったので蚊が多くて、長居はできない。
プレートには「廣池子太郎記念館」と書いてあるように見えたのだが、グーグルマップでは「千太郎記念館」とあるので廣池千太郎記念館なのかもしれない。グーグルマップも誰かが登録したものだから完全には信用できないが。
立派な外観
外観をよく見てほしい。厳重そうな柵に覆われているお屋敷のような雰囲気。庭もそれなりに広い。だが整備はされていないようだ。
ガレージはとても大きく目立つ。
庭は広いのだが、手入れがされておらず荒れ放題。
建物自体はそんなに古く無さそう。
窓や扉の雰囲気が良いな~一体だれが何のためにつくった建物なんだろう。あまり情報がない。
屋根についている鳩と何かのマーク…これが手掛かりかもしれない。
入り口の扉は閉ざされており、現在記念館として営業している雰囲気はない。奥に人影が見えたので住んでいる方はいそうだが。
果たして廣池とは?
廣池千太郎記念館として調べてみたが、「廣池千九郎記念館」が最初に出てくる。廣池千九郎記念館は、千葉県柏市にある本館と、大分県中津市、静岡県函南町、群馬県みなかみ町の3つの分館があるらしい。
廣池千太郎についても情報を発見。大正11年~平成元年。麗澤大学の学長で、先ほどの廣池千九郎の孫のようだ。祖父の廣池千九郎は昭和10年に千葉県柏市にモロラジーに基づく道徳教育を行う「道徳科学専攻塾」を開設し、現在の公益財団法人モロラジー研究所、麗澤各校を擁する学校法人廣池学園に受け継がれているという。
廣池千太郎は麗澤大学3代目学長。
近所では幽霊屋敷として呼ばれているらしいが、記念館がどのようなものなのかとても気になる。もし何か知っている方がいたら教えてください。
(訪問日:2020年9月)
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