市川2丁目にある老舗銭湯「朝日湯」へ入浴!昭和3年創業、変わらない銭湯

市川市の銭湯「朝日湯」へ。昭和初期の鳥瞰図にも掲載されている老舗の銭湯が今も煙突から煙を出しながら熱々のお風呂を沸かしています。
煙突そびえ立つ銭湯へ
千葉県市川市市川2丁目21−7。市川橋の東側、市川広小路にある銭湯「朝日湯」へ。前回の続きで、市川2丁目の裏路地を探索しながら裏から銭湯の入り口を目指した。

背の高い煙突がすぐ目の前に。銭湯はもうすぐそこです。

裏路地は整備されていない昭和の風景のまま。

しっかりと薪でお湯を沸かしているのがポイント高い。この日は1日冷たい雨の中を歩いていたので、早く銭湯の熱いお湯に浸かりたくてたまらないのである。

今まで、市川広小路は通ったことがあったが、こんな大通りに銭湯があったとは知らなかった。煙突に朝日湯と書いてあることで、遠くからも見えるので嬉しい。

裏路地を抜けて銭湯の表口へと回る。既に開店していたので、自転車や徒歩で銭湯を訪れる地元の方々と遭遇した。
銭湯の門前ともいえる、入口までの道沿いにはコインランドリー。

遠赤外線サウナ、座風呂有りと書いてあるが、女湯のサウナは最近やめてしまったようだ。年中無休は嬉しい。

昭和3年(1928)創業。昭和3年に松井天山によって描かれた市川市の鳥瞰図にも、朝日湯の姿は描かれている。戦前から続く、老舗の銭湯だ。
銭湯の建物は改装されていると思うが、古き良き石畳が残っているのが素敵。

朝日湯に入浴
地元の人が次々と入っていく。この日は母と一緒に朝日湯へ入浴した。玄関先で撮影していると、常連さんと思われるおじさんが気軽に話かけてくれるのも良い雰囲気だった。
6年ほど前は番台だったそうだが、現在はフロントに。壁を後からくっつけた簡易式のフロント。日曜日の夕方、女湯も混んでいて計30人くらいいただろうか。

月500円でマイロッカーを借りることができるようだ。サウナはやっておらず、水風呂、バブル風呂、座風呂があった。
ペンキ絵は、令和元年に描かれた北岳の絵だった。意外と最近塗り替えられていてびっくり。清々しい美しい絵だった。

ドライヤー1台に、レトロなパーマ機。少々熱めのお風呂だったが、雨で冷えた身体を心から温めるのにはちょうど良い。


ユニークフライデーや、ハーブ湯の日といったオリジナルのキャンペーンがあって良いなあ。市川市はふろの日が半額になったりと、積極的にキャンペーンに参加している。
いちかわエコボ満点カードという銭湯のスタンプカードも!100回入浴したら満点カードになり、一人無料で入れるようだ。

朝日湯の並びには、美容室や薬局。


交通量が多い広小路…

いつまでも銭湯の灯りが続きますように。良いお湯でした!また訪れます。
かつては60軒ほどの銭湯が存在した市川市。もし昔の情報を知っている方がいたらコメントください!
(訪問日:2021年10月)
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ほっこり が伝わりますよ~。
賑わいのある銭湯、いつまでも火が消えないで欲しいですね。
ユニークフライデー
は
ユニイク フライデー
でしたね。
小学生だけ無料って、とってもよく考えられたアイデアだと思います❗️