電話番号のホーロー看板(茨城県地域別) 随時更新中!
電話番号が書かれた看板。古い建物に残っていたりしますが、皆さんは見たことはありますか?
私も意識をし始めてから意外と身近にも残っていることに気づき、感動しています。一方で、古い建物自体が解体されるスピードも速く、徐々に看板も姿を消しています。
そんな貴重な電話番号の看板。茨城で見つけた記録です。
電話番号の看板について
電話番号の看板。
逓信省時代、つまり戦前からのお店や邸宅ということになります。
電話番号の看板でよく見かけるのはホーロー製。陶磁器製、四角や丸のプレート式もあります。木製はまだ見たことがないですが、いつか見つけられると良いなあ。
若い番号は地域の名士や医師宅など立派な門構えのお家が多く、電話番号2番となると村役場の次の番号では?というほど。
電話番号の看板だけをまとめている記事というのはほとんど無いので、茨城県・千葉県で見つけた看板をまとめて記録に残そうと思います。
【那珂湊】電話番号の看板
茨城県ひたちなか市那珂湊(2020年8月撮影)
→那珂湊「みなと観光ホテル」最高ランクの老舗旅館。水運で栄えた那珂湊の歴史を感じる -茨城⑵
当時は電話番号の看板に注目していなかったけど、柱に電話番号246のホーロー看板が残っている。
また、右側には細長いプレートと、昭和時代につくられた2246の白いプレートも確認できる。(もう少ししっかり撮影しとけばよかったな…)
こちらは、看板ではないが元乾物店の窓に残っていた電話番号3番。
【潮来】電話番号の看板
茨城県潮来市潮来(2021年5月撮影)
→記事更新予定
かつて遊廓が存在した潮来。ある邸宅の門柱に残っていた電話番号のホーロー看板59番。
遊郭を営んでいた邸宅は59番。妓楼は電話番号の振り分けとしてはどれくらいの位置づけだったのか気になる。
それにしても火災があり妓楼の建物は全焼して残っていなかったので、門とホーロー看板は残っていて良かった…
【岩瀬】電話番号の看板
茨城県桜川市岩瀬(撮影日:2021年8月)
→記事更新予定
JR水戸線「岩瀬駅」近くの「常盤町通り」の邸宅にて。電話番号66番のホーロー看板、丸いタイプが残っていた。
一見、普通の邸宅に見えるが元病院かもしれない。番号の上にある電気通信省のマークから、昭和24年以降の看板と推測。
岩瀬駅周辺は真壁街道、結城街道、鎌倉街道など歴史がある雰囲気だった。
【真壁】電話番号の看板
茨城県桜川市真壁(撮影日:2021年8月)
→記事更新予定
日本一、文化財が多い街としても知られる真壁では6枚の電話番号看板を発見。
電話番号13番のホーロー看板。見世蔵の主屋に残っていた。
電話番号138番のホーロー看板。真壁の”真”が旧字体?旧製粉工場。
同じ場所に、138番のプレートも。
電話番号3番のホーロー看板。元商店で3番ということからも歴史を感じる。
同じ場所にて、3番のプレート。
電話番号30番のホーロー看板。ある邸宅の門に残っていた。個人宅にしては電話番号が若いな~すごい。
電話番号看板、茨城編、いかがだったでしょうか?
茨城県は千葉県に比べて看板との遭遇率が高いので、まだ行けてない他の場所も機会を見て探索していなと思います!
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残念ながらホーロー製は気づいたことがないです。
陶磁器だと思われるものは、土浦市 石井歯科医院で見ました。
グーグルマップ ストリートビューにも映っています。