東松戸駅。国登録有形文化財に登録された「旧斎藤邸」を見学に行くが…
「東松戸駅」。皆さんは降りたことがありますか?用事が無かったら降りることはないと思いますが、調べたら国登録有形文化財に登録されている「旧斎藤邸」という邸宅があることを知った。が、悲劇が起きた。
JR東松戸駅
千葉県松戸市紙敷588。JR東松戸駅から徒歩15分ほどに位置する「旧斎藤邸」が今回の目的地。
東松戸駅は、北総線・成田空港線・武蔵野線の駅。
平成3年(1991)に北総鉄道の駅として開業、現在のバスロータリーの場所は平成10年(1998)から。
古くからの住宅や農地が混在する郊外地域であったため、商店街とかも特には無いが、最近区画整理事業が進み、駅前に新しいスーパーや飲食店が出来ている。
駅周辺を歩いてみたものの、これと言って古い商店とかは無かった。
国登録有形文化財「旧斎藤邸」
東松戸駅から北西にある「旧斎藤邸」。閑静な住宅街を進んでいくのだが、本当にこんなところに国登録有形文化財があるのだろうか?と少し不安になる。
電柱に案内があるので道は間違っていないようだ。
すごく長閑な風景だな~
ここが国登録有形文化財?と思ったけど、個人宅だった。立派な門だな~
駅前の再開発された風景と、対照的な昔ながらの風景が広がっている。
旧斎藤邸は松戸市のホームページに詳しく説明がある。
・旧齋藤邸の敷地には、主屋、離れ、竹紙工房、門などがあり、敷地面積は約5,500平方メートルあります。
・主屋は、明治34年(1901年)に建てられたもので、桁行七間・梁間四間半の茅葺屋根を有しています。庭園は、竹林や梅、松などをはじめとする四季折々の植物であふれ、松戸市内では数少ない光景が広がっています。
・平成10年(1998年)に、生涯学習や文化の発展に資することを目的として、当時所有者であった齋藤トシ様より松戸市へ寄贈されました。現在、旧齋藤邸は生涯学習の場として利用されています。また、竹紙工房では、庭園の竹を利用した竹紙も作成しています。
明治34年に建てられた茅葺屋根の主屋。イベントも開催されているそうだ。
と思ったら、門が閉まっていた。あれ?定休日?
ホームページをよく読むと、
利用可能日
・平日及び第4土曜日の午前10時から午後4時まで(最終入場は午後3時30分まで)
・事前の電話予約をお願いします(利用方法をご参照ください)
※臨時で休邸になることがあります。
(注意)ご利用のご連絡がない場合は、防犯上の観点から門を閉めていますのでご留意ください。
なんと、事前の電話予約!!
ホームページを見たはずなのに見逃していた。なんという失態。
門の前まで来て引き返すなんて。皆さんは気を付けてください…
YouTube動画を見て心を落ち着かせよう
昭和39年に斎藤雄三氏がこの地を買い取り、手入れを行ってきたという。平成29年に国登録有形文化財に登録。四季折々の植物で溢れる邸内、一度見てみたいな。
(訪問日:2021年3月)
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