群馬県沼田市に残る廃墟旅館「見晴館」。”沼田瀧坂鉱泉元見晴館” -沼田⑴

群馬県沼田市に残る廃墟旅館「見晴館」。”沼田瀧坂鉱泉元見晴館” -沼田⑴

群馬県沼田市をドライブ中にたまたま遭遇した廃墟旅館…

沼田駅からもほど近い坂の途中に趣深い三階建ての旅館が佇んでいるのです。

沼田、老神温泉東秀館の看板

群馬県沼田市下之町3079−1。上越線沼田駅の東口から市街地へ向かう途中の坂。駅から中心街へ向かう道なので交通量は多く、ご存知の方も多いかもしれない。

その時私たちは道に迷っていて、沼田駅周辺を車で彷徨っていた。

ドライブ中

沼田駅から坂を上る手前に古い看板があったので撮影。
「老神温泉 東秀館 駐車場?」

老神温泉 東秀館の看板

調べたら、東秀館は群馬県沼田市利根町穴原1151にあり、現在も営業中。

薔薇が浮かぶ露天風呂?も人気のようで、源泉かけ流し一人一泊1万1千円ほど。

老神温泉は沼田駅からさらに東に位置する温泉街。車では30分ほどのようだが、ここになぜ駐車場?と読める看板があるのかは不思議だな~

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廃墟の旅館「見晴館」

そしてこちらが本題の旅館。車内から見えた瞬間にカメラを構えて撮影。遠くから見ても三階建ての建物は周囲から明らかに浮いていた。

車内から撮影

連射してどうにか撮影できないか苦戦した結果、しっかりと写っていて良かった~
歩道から橋が建物側に伸びていて、旅館自体は石垣のような土台の上に建つ三階建て。

三階建ての旅館が見える

写真からだと見えないが、歩道と建物の間には小川が流れている。だが、窓ガラスは割れており、鬱蒼と茂った雰囲気。廃墟旅館だと確信した。

三階建ての廃墟旅館

営業していたら泊まりたかったな…と思うが、2012年で既に閉業している雰囲気。

先ほどの建物は左側の建物と繋がっており、旅館自体の敷地はとても広いようだ。

坂を登ったところに、新しい新館と思われる3階建ての建物。「旅館見晴館」の看板があった。だがこちらも廃墟状態…

 

旅館見晴館 新館?

2012年のストリートビューでは入り口脇にも看板があったが、今は木に埋もれて見えなくなっている。

旅館の名前の通り、ここからは沼田駅方面を一望することができ、見晴らしの良い旅館だったのだろう。

車内からの眺め

調べると、2014年に破産したとの記事があった。→群馬・沼田の旅館経営「見晴館」が破産開始決定受け倒産

官報によると、群馬県沼田市に本拠を置く旅館経営の「有限会社見晴館」は、11月10日付で前橋地方裁判所沼田支部より破産手続の開始決定を受け倒産したことが明らかになりました。

同社のホームページによると、沼田町下之町にて客室数19室・収容人数45名の温泉旅館を経営していました。

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戦前の絵葉書? 沼田瀧坂鉱泉元見晴館

そしてもう一つ!気になる絵葉書を発見。

日本の古本屋のページに載っている「絵葉書 沼田名勝 沼田瀧坂鉱泉元見晴館より子持山さぎいし橋の遠望 戦前」

瀧坂、現在も滝坂と呼ばれている。
鉱泉元見晴館というのは、今回の見晴館と同一の旅館と考えて間違いなさそう!

鉱泉旅館として戦前から営業していたのですね…倒産してしまったのは残念だけど、建物だけでも見ることが出来て良かったです。

 

 

(訪問日:2021年10月)