東西線「行徳駅」。行徳駅南口一番街＆行徳駅前南中央商店街　ー行徳⑴

今回の探索は、行徳駅からスタート！行徳駅周辺の商店街から、旧街道沿いの歴史スポットを訪ねる探索です。

まずは今も活気がある商店街から探索します～

東西線「行徳駅」

千葉県市川市行徳駅前2丁目。昭和44年（1969）に開業した、東西線「行徳駅」に到着。

全国でも満員電車が酷いと有名な東西線の中でも、利用客が多い行徳駅。朝のラッシュ時間はちょっと怖いかも。

駅周辺の地名は、「行徳駅前」というらしく、地名に駅前が入っているのは珍しいのではと思った。

かつて駅周辺には、白鷺が舞う「行徳塩田」が広がっており、駅には靴を洗う設備があったとか。昭和中期から塩田の埋め立てが進み、今はあまり面影がない。

行徳塩田の天候の特徴だった少雨・乾燥の気候を評価して、湿気を嫌う工場や物流倉庫群が進出。東京ディズニーランドもその事例のひとつであるというのが興味深い。

行徳塩田から夢の国へ…

行徳駅南口から南へ広がるのが「行徳駅南口一番街商店会」。ホームページを見ると、A～C地区に分けられており、商店街の範囲が広いことがわかる。

虹と空が描かれた立派な街灯のアーチがお出迎え。

商店街の店舗の半分以上は昭和から営業をつづけるお店だそうで、綺麗に整備されているものの、老舗店が多いのかもしれない。

2009年のストリートビューと比較すると、右にある高い建物は無いので最近建て替えられたのだろう。

駅から近い商店街なので人通りが多い。平日の昼間、活気があるな～

サンドラッグがある交差点で、次の商店街に遭遇。

交差点の南側には、「行徳駅前南中央商店街」という別の街灯のアーチが立っている。

交差点の右側も南中央商店街。行徳駅周辺は商店街がいくつも並んでいて、すべてを探索しようとすると大変だなと思った。

駅から少し離れているからか、平屋の古そうな建物も残っていて空が広く感じる。右にあるのはリサイクルショップ。

左側は飲食店が多い雰囲気。

「世界一の味をめざす」というのがインパクト大。どんな味なんだろう？

「すずらんラーメン」の「とみざわ」は、建物も昭和そのもの。行徳駅周辺でお昼を食べるならここに入りたいと思った。

こういう平屋の建物が並んでいる景色も、いつまで見られるか…再開発が行われたら高層ビルになるんだろうなと思う。

交差点の角にある酒屋「はらだや」。「リカーエクスプレス」の看板がとても目立つ。

交差点を超えても中央商店街。右にあるのは市川市立新浜小学校で、左は新しいマンションが建っている。私の勘では左側にも商店が並んでいたのでは？と思ってしまうが…

2009年のストリートビュー

やはり。

居酒屋などが並んでいる様子も確認できるのだが、最近取り壊されたようだ。

南中央商店街は、交差点から先は取り壊されて、あまり期待ができなかったので引き返した。

(訪問日：2021年4月）