銭湯「平和湯ランド」と素敵なイラスト。周辺は「五香新町商栄会」

今回の「平和湯ランド」は、外観が西洋風で従来の銭湯のイメージと違う雰囲気。そして、銭湯に合わせて周辺のお店もカラフルに染められていて、テーマパークのような一帯でした。
御立場商店街から銭湯を目指して
千葉県松戸市五香西1丁目12−12。今回は松飛台商店街から銭湯「平和湯ランド」を立ち寄って、新京成電鉄「元山駅」を目指すことにした。

前回も紹介したが、御立場商店街は無くなり、今は全体が松飛台商店街になっている。そのため、今回歩くところは旧御立場商店街なのである。

「たちばな」は中華と洋食を扱っていたみたいだけど、閉店しているのかな…隣は昔スナックだった。

同じ並びに和菓子屋「矢萩」。こじんまりしていて好み!だけどこの日は既に2軒和菓子屋に立ち寄っていたので断念。

各商店街に1つ和菓子屋があったんだな…

赤いポスト…たぶんここは商店だったのだろうと思わざるを得ない。

お、ラーメンショップ。各地で見かけるけど、まだ一度も入ったことがないのでいつは入りたいな…

もうすぐ銭湯と思っていたら、右手奥の住宅街に渋い看板が…

銭湯と「五香新町商栄会」
交差点を東へ。最寄り駅は五香駅かもしれない。けっこう歩いたな~
銭湯の煙突が遠くからでも良く見えるので目印に。

銭湯は「五香新町商栄会」にあり、手前はそば屋やスナックなどが連なっている。この雰囲気好きだな…

閉店しているお店も多いが、シャッターにカラフルなイラストが描かれていて感動!可愛い~!!

2015年の「若大将のゆうゆう散歩」にて紹介された様子。
田中さんは銭湯絵以外にもシャッターアートなどを手がけている。千葉県松戸市の五香新町商栄会での作業では、田中さんが背景を描き、イラストレーターのあいざわいさなさんがその上に動物を描いた。シャッターの枚数は19枚で仕上げるのにおよそ1ヵ月かかった。また、「浴室に銭湯絵を描いて欲しい」と個人から注文を受けることもあるという。加山から夢について聞かれた田中さんは「銭湯絵の文化を次の世代へ伝えたい」と語った。
19枚!銭湯の絵だけでなく、周辺の商店街も彩られていることで街全体に一体感がある。こういう取り組みって素晴らしいと思った。

正直、街灯も無いのでここが商店街だと気付けなかった。シャッターのイラストが描かれていることで商店街として認識できた。

牛のイラストがある建物は、元精肉店。

西洋風の「平和湯ランド」
え?これが銭湯?と目を疑いたくなる西洋風の建物が見えてきた。

以前紹介した船橋市・習志野駅近くにある「クアパレス」と似たような雰囲気?金色の円柱がインパクトあるな~

建物内には、銭湯では珍しい?ステンドグラスもあるみたいで気になる。

調べていたらTwitterのアカウントもあるみたいで、積極的に銭湯を守り続けようとしているのが伝わる。

今は家に風呂があるのが当たり前の時代。銭湯に行く意味が無かったら行かない人がほとんどだと思う。
けど、ここは非日常体験が味わえるのではないかな。

そして!
建物の横には熊本城の美しいイラストが…!

被災した熊本城。松戸からは離れているけど、イラストを通して支援する形もあるんだな。とても勉強になる。

近くには理容室、電気屋、青果店…銭湯を中心として小さな商店街が広がっていた。今はちょっと寂しくなっているが…

それでもカラフルなシャッターイラストが街を活気づけている。

あ、よく見ると忍者?

忍者が泳いでいたり、飛んでいたり…
自由に動き周っている姿がとても可愛い。
(訪問日:2021年4月)
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