「船橋競馬場」~「浜町浴場」裏道にはレトロな自動販売機も!駅から浜町の銭湯方面が渋い

「船橋競馬場」は、千葉県船橋市にある地方競馬の競馬場。その最寄り駅である「船橋競馬場駅」から探索を始め、裏道に入ったところには銭湯も?そして私がレトロな自動販売機の魅力にハマった思い出深い自動販売機もご紹介。
船橋競馬場
船橋競馬場は、昭和25年(1950)に開場。その歴史はとても複雑だった。
昭和3年(1928)に千葉県柏市で開場した「柏競馬場」が起源。千葉県は元々、競走馬や軍馬の一大生産地として江戸時代から有名だった。「下総小金中野牧」などと呼ばれる。
その場所に競馬場をつくり、「東洋一の近代競馬場」と称されるほどの規模だったらしい。その後は戦時中に閉鎖、戦後はより高い収益が見込める船橋に移転した経緯があるという。
最寄り駅は京成本線「船橋競馬場駅」。

若者がよく訪れるららぽーとの最寄り駅でもあるため、若者が多い。東京からのアクセスも良い船橋競馬場。また、近くには「船橋オートレース場」も2016年まであったため、まさに娯楽の街だった。
2018年8月の船橋競馬場の写真が残っていた。現在は、工事が進み緑の屋根とネオンが輝いている。


船橋競馬場近くの交差点にあるかなり古そうな建物が気になっていた。右にあるお店は「のんき」。

屋根がある左のお店は大衆食堂「千石」。千石は夜営業しているのを見かけたことがある。競馬場のお客さんが立ち寄るお店みたい。

交差点の隅に、今もひっそりと残っている。
柴又の「寅さん記念館」にも船橋競馬場と思われるレトロなポスターが貼ってあった。

競馬場自体にまだ行ったことが無いのでいつか行ってみたいな。
レトロな自動販売機
私がレトロな自動販売機にハマるきっかけとなったのが、こちらの自動販売機!
船橋のショッピングモール「ららぽーと」に遊びに行こうと思った道すがら、ふと裏道を見るとレトロな自動販売機が見えた。近寄ってみると、時がそのまま止まったビックサイズのレトロ自動販売機。

左側のコカ・コーラが書かれている部分はどういった意味があるのかな?商品受け取り口もあるけど。
商品もかなり古い。一番下のコーラが潰れているのが気になる。昔は2Lのジュースも自動販売機で販売していたんだな~

元々はここは商店だったのかな?角には明るい家族計画の自動販売機も。

ららぽーとへ向かう人は見向きもしない通りなので、知っている人は少なそう。船橋のディープスポット!

銭湯「浜町浴場」
船橋競馬場の交差点から、西側の細い住宅街を進む。こんなところに銭湯があるのか?と不安になりながら進むと、右手に闇の中温かい光が漏れる屋台があった。

今どきこのような屋台は珍しいな…と感動していると、
左の通りに銭湯のマークが。

「浜町浴場」
一眼レフカメラで撮影していないので、画像が不鮮明だが、”ゆ”の文字が浮かび上がっている。

隣の建物は、コインランドリーかな?ちょっと暗いけど。

「浜町浴場」の詳細な様子は、「鎌ヶ谷船橋 あたり」に載っている。昭和34年に創業、建物は昭和63年に建て替えたそうだ。昭和から続くレトロな銭湯が、まだ残っているなんて知らなかった。

露天風呂もサウナも、種類豊富でついつい長居してしまう密かに人気な銭湯。駐車場は無いので地元の方が多いのかな?
初見でたどり着くにはマップが必須かも。

銭湯の向かい側の建物も、元々は飲食店だったのかな?と思う。

通りをまっすぐ進めば、若者の聖地ららぽーと。

娯楽の街・船橋。
その名残を感じることができる船橋競馬場駅周辺。次の記事では、かつて存在した「船橋ヘルスセンター」について紹介します。
→「船橋ヘルスセンター」子供の天国夢の国?かつて存在した東洋一の大温泉娯楽場とは?
(訪問日:2020年11月)
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申し訳ないがこの自販機の何処がレトロなのかわからない。そんな自分の老いに愕然としております。
この近くにある浜町商店街
と
ホテル市松の前にある川べりの使ってるのかもわからないボートがたくさん並びつつ手作り感満載の掘っ立て小屋が水上に並んでる景色
オススメです
駅南口のタバコ屋さんの隣にあったカレーのポッポ、高校の文化祭の打ち上げはここで、スマトラカレーが名物でした(味は神田共栄堂のものとほぼ同じでした)