金杉台団地「ショッピングプラザ金杉台」今年で50年!時計台が美しい、商店街の現在

団地巡り。今回は「金杉台団地」。地図で団地を調べてから向かったが、駅から離れているので億劫な場所だなと…
でも商店街もあるみたいだし、ここは勇気を出して行ってみることにした。
御滝商和会、金杉台団地入り口
千葉県船橋市金杉台1丁目にある「金杉台団地」。新京成電鉄「滝不動駅」から西へ進むと、「御滝商和会」という商店街らしき街灯が並んでいた。

そして金杉台団地入り口のT字路を北へ。

団地に向かって下り坂。坂の途中にもお店が並んでいる。

お好み焼き屋の看板、と思ったが2010年のストリートビューでは1階が「ごん太寿司」というお店。

金杉台団地へ
坂を下ると見えてくるのが「金杉台団地」。谷の狭間にあるような地形だ。

昭和45年(1970)に旧日本住宅公団により造成された。今から50年前。

1971年から入居が始まった。分岐を左に進むと、金杉台団地の中心部へ行く。

地図を見るとよくわかるのだが、金杉台団地は配置がバラバラ。そして奥にも広がっているが今回は商店街の付近のみの探索です。
ショッピングプラザ 金杉台
ショッピングプラザ金杉台の御案内。比較的新しい看板だ。

郵便局、クリニック、でいざーびす、銀行、青果店…日曜日に訪れたので定休日のお店もあるかも。

MyFuna.netにも金杉台団地のことが紹介されている。
昔ながらの里山に隣接した自然に恵まれた地域だそうだ。そして、地域の市民団体「金杉谷津田の会」環境保全活動を続けているという。

開発されている地域も多い船橋だが、金杉台団地周辺は昔からの自然がまだ残っている。

商店街の入り口は、バス停「団地センター」とある。また、イオンモール船橋の送迎バスもあるので買い物で利用する方が多いのかも。


バス停向かい側にあるのが商店街。

古い金杉台団地の看板が残っていた。パステルカラーの色合いが可愛い。

今回探索した商店街は、下の赤い部分。


金杉台団地の商店街・ショッピングプラザ
ショッピングプラザ金杉台は、通称「金杉台団地商店街」だそうだ。

時計台の広場
ここで私は圧倒される…中央に立派な時計台が!

今まで巡ってきた場所にはこんな素敵な時計台は無かった。時計台を囲むように、商店街がデザインされている。

時計台につながる小さな柱。

床のデザインも含めて、結界のような不思議な空間。造成された当時は、ハイカラだったのかな~

そして、時計台も細部までこだわりが。金杉台団地を表す杉?と歯車の繊細なデザイン。

他の場所では見かけない、ハイセンスは時計台にうっとり。

でも針は止まったまま。
商店街の現在
周りの商店街を見てみよう。

日曜日なのでお休みのようだ。

統一看板、よく見るとエンゼルクリーニングとある…

そして看板の側面には、金杉台商店街?の文字。

囲むようにある建物。この日はすべてシャッターが閉まっていた。日曜日の商店街は静かだな~…

日の丸食品は青果店だったようだが、文字が消されている…閉店したのかな。

こちらは肉の「ステキヤ」。看板だけが残っている。東京芝浦仕入れ直売店だそうだ。

他にも東魁楼「金杉飯店」などかすかに文字が見えた。

スーパーマーケットはセブンイレブンに。24時間営業しているコンビニがあれば、商店街は必要ないのか…
素敵な広場と出会えたことは良かった。ゆっくりとした時間が流れている。
(訪問日:2020年12月)
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