「船橋グリーンハイツ」広大な広場を囲む商店街の痕跡

団地に付属する商店街めぐりをしているが、今回は「船橋グリーンハイツ」に目を付けた。
大規模な住宅団地。もちろんその中心部に、昔ながらの商店街がある。
船橋グリーンハイツ
千葉県船橋市緑台2丁目。昭和48ねん(1973)に造成された大規模な住宅団地が「船橋グリーンハイツ」だ。2000戸。いつもと雰囲気が違うなと思ったら、大成建設が施工したとのこと。

最近一部が改修されているため、更地になっている場所もあるようだ。現在は1500戸ほど、一戸建て住宅も並んでいた。
最寄り駅は新京成電鉄「高根公団駅」。徒歩20分ほど。

ここが中央にある商店街だが、立派なマンションの螺旋階段に圧倒される。対照的で美しいな…

商店街の入り口は、自転車置き場となっていた。

螺旋階段と清々しい青空。

船橋グリーンハイツの中央にある商店街
中央に植木とベンチなど広場があり、囲むように店舗が並ぶ。

でも営業しているお店は無かった…屋根だけが奥までつづく空間。

「ちぎっては投げ」さんの記事によると、2007年の時点でも本屋、リフォーム屋、理髪店以外は閉まっていると書いてあった。

住民の姿もちらほら。どこか寂しい背中だ。

理容室の看板、デザイン性があって良いな~

書籍・文具「南海堂」。これが最近まで営業していた本屋かな。

ミニコミュニティホール。この日は開いてなかった。

そして奥には喫茶店「アトレ」という看板。喫茶店もあったのか…

統一看板も色落ちが激しい…
随分前から商店街が幕を閉じているのがわかる。
リブレ京成 高根グリーンハイツ店
奥にはスーパーのリブレ京成がある。商店街が無くなってもここが営業していれば地域の人は安心?

中央にはベンチがあるが、あまりにも寂しい。

リブレ京成の看板、かなり古そうだ。


商店街の周りにはグリーンハイツの建物が並ぶ。

駅から離れているため、船橋グリーンハイツ線のバスが貴重な足となっているようだ。

商店街を外側から眺めてみる。かなり広い場所なのに、ほとんどシャッターが閉まっているなんてもったいないな…

昭和の時代は、どのようなお店が並んでいたのだろうか。営業しているお店があまりに少なくて衝撃。
もし知っている方がいたら教えてください~
(訪問日:2020年12月)
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いつも興味深くブログを拝見しております。
小さい時の記憶です。今から38年くらい前になりますが、この商店街に寿司屋さんがあり、家族で食べに行った記憶があります。その寿司屋さんにも同じ年ごろの子がいて一緒に外の広場で遊んだのを思い出しました。
いつも読んでくださってありがとうございます~嬉しいです!
40年近く前は飲食店もあって賑わっていたのですね…
30年以上前の住民です。南海堂の並びに中華料理屋があり、その並びの端は山崎パンのお菓子屋さんだったと記憶してします。山崎のお店の前にはアーケードゲーム機が数台あり、小中学生が集っていました。
向かいの並びには小さなスーパーや服屋、靴屋さんがあり、新学期前には体操服や靴を購入していました。
毎日毎日賑やかなエリアでした。