京成「大神宮下駅」。船橋大神宮の歴史とレトロな「今井写真館」の建物

京成「大神宮下駅」。船橋大神宮の歴史とレトロな「今井写真館」の建物

京成線「大神宮下駅」。船橋大神宮の最寄り駅として知られている駅である。

今は静かな駅周辺だが、歴史を辿ってみることにした。

京成「大神宮下駅」

千葉県船橋市宮本2丁目9-9。京成本線「大神宮下駅」に到着。

開業は大正10年(1921)。現在はとても静かな駅である。大神宮下駅に写真が展示されていた。

昔の写真

「ららぽーとTOKYO-BEY」へは、船橋競馬場駅を利用する人が多いが、大神宮下駅からも近い。かつて「船橋ヘルスセンター」が賑わっていた頃は、大神宮下駅も多くの人が利用したと考えられる。大神宮下駅から船橋ヘルスセンター跡地へ向かう道に、浜町の商店街があるので今度紹介する。

古くから多くの人が利用していた駅なので、大神宮駅から海老川方面の住宅街には旅館もあった。今は跡形もない。

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船橋大神宮について

正式名は「意富比神社(おおひじんじゃ)」、通称「船橋大神宮」と親しまれる船橋を代表する神社である。

県指定文化財に登録されている「船橋大神宮灯明台」は必見。

船橋大神宮灯明台

明治13年(1880)に設置され、明治28年(1895)に停止するまで、「政府公認の民設灯台」として機能を果たしていたそうだ。

今の地形からは想像できないかもしれないが、昔は船橋大神宮のすぐ南側は海であった。

この灯明台は、1・2階は和風、3階が西洋風の造りになっていて、和洋折衷のデザインがとても素敵。

また、境内には船橋大神宮を描いた絵図も展示されていた。

延喜式内意富比大神宮

今は無き、玉川旅館の寄贈というのがなんだか切ない。

大神宮の南側が海だったことがよくわかる。鳥居は海に面しており、房総往還の道が海のギリギリの道であった。

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レトロな「今井写真館」

大神宮下駅から北側、水色の洋館のような建物が目に入る。「今井写真館」だ。

今井写真館

大正12年(1923)創業。大神宮駅近くなので写真館で撮影した思い出のある方もいるのでは?

ホームページには創業100周年のメッセージが書いてあるが、2020年12月末に建物設備老朽化などの事情により閉店したそうだ。

老朽化…

大正6年に習志野市で開業し、大正12年にこの場所へ移転したという。

現在の洋館風の建物は、意外にも昭和62年の改装によるものだそうで、新しい建物。

昭和62年

家族で写真を撮る文化も薄れていくのかな…

歴史ある写真館が人知れず閉店していることに衝撃を受けた。

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大神宮周辺の商店街

大神宮下駅から船橋大神宮へ向かう道。今は交通量が多くて渋滞がたまに発生しているが、個人商店の姿がちらほら見える。

昭和の住宅地図を見ると、両側にびっしり個人商店が並んでいた。

現在の様子

和菓子・中華の「新井屋」は一度入ってみたいと思ってまだ入れてない。

商店街ではなかったのかもしれないが、この通りも賑わっていた時代があったのかもしれない。

かねおや青果店

 

 

(訪問日:2021年4月)