電話番号のホーロー看板(千葉県地域別) 随時更新中!
電話番号が書かれた看板。千葉県にもまだまだ残っています!
古い建物自体が時代の流れとともに姿を消していますが、電話番号の看板も同様に減少しています。看板だけをまとめている人は少ないので、今回の記事では千葉県で見つけた電話番号の看板について紹介しようと思います!(随時更新)
- 1. 電話番号の看板について
- 2. 船橋市の電話番号についての資料
- 3. 【松戸】電話番号の看板
- 4. 【勝浦】電話番号の看板
- 5. 【流山】電話番号の看板
- 6. 【茂原】電話番号の看板
- 7. 【大多喜】電話番号の看板
- 8. 【行徳】電話番号の看板
- 9. 【木下】電話番号の看板
- 10. 【安食】電話番号の看板
- 11. 【神崎】電話番号の看板
- 12. 【八幡宿】電話番号の看板
- 13. 【八日市場】電話番号の看板
- 14. 【銚子】電話番号の看板
- 15. 【千葉市】電話番号の看板
- 16. 【小見川】電話番号の看板
- 17. 【笹川】電話番号の看板
- 18. 【東金】電話番号の看板
- 19. 【佐原】電話番号の看板
- 20. 【青堀】電話番号の看板
- 21. 【上総湊】電話番号の看板
- 22. 【天津】電話番号の看板
- 23. 【勝山】電話番号の看板
- 24. 【本納】電話番号の看板
- 25. 【船橋】電話番号の看板
- 26. 【木更津】電話番号の看板
- 27. 【大原】電話番号の看板
- 28. 【八街】電話番号の看板
電話番号の看板について
電話番号の看板。
電話番号の看板でよく見かけるのはホーロー製。陶磁器製、四角や丸のプレート式もあります。木製はまだ見たことがないですが、いつか見つけられると良いなあ。
よく見かけるホーロー看板は逓信省時代、つまり戦前からのお店や邸宅ということになります。
若い番号は地域の名士や医師宅など立派な門構えのお家が多く、電話番号2番となると村役場の次の番号では?というほど。
電話番号の看板だけをまとめている記事というのはほとんど無いので、茨城県・千葉県で見つけた看板をまとめて記録に残そうと思います。
船橋市の電話番号についての資料
『船橋の電信電話』(昭和57年12月、日本電信電話公社船橋電報電話局発行)に千葉県や船橋市の電話番号についての情報が載っていた。
電話番号の資料はあまりないのかと思っていたが、各地域でまとめられている資料がありそうなのでわかったら追記したい。
千葉県内では16番目
船橋で電話交換を始めたのは、大正2年。千葉県内では16番目だったという。
明治41年に銚子が創業。当時の加盟数は41。その次に木更津、一宮、八日市場、成田、千葉とつづき、明治時代に交換業務を始めたのは県内で14局だったという。
県庁所在地の千葉にしましても七番目ですし、隣の市川にしても十八番目、柏などは大正末期ということで、東京近郊の大都市といわれる所はむしろ遅い方ですね。
千葉県は銚子とか木更津のように漁港を中心に発展してきたからではないでしょうか。
船橋をはじめ、いわゆる東葛地域は戦後急激に発展したところですね。
船橋や千葉よりも、銚子や木更津が発展していたという、千葉県の歴史を電話番号から知ることができて興味深い。
電話番号の順番
また、以前から気になっていたのが、電話番号の順番。私は電話番号の若い方が有力者なのかと思っていたが、資料によると…
番号は電話をつけた順なのですか。
どういう方法できめたのかよくわからないんです。俗に良い番号とか悪い番号とかいいますが、ある局ではくじ引きできめたとかいってます。
くじ引き?!
思っていたのと違ってびっくりした。もしかしたら好きな番号を付けた方もいるのかもしれない。
【松戸】電話番号の看板
千葉県松戸市松戸(撮影日:2020年6月)
→【松戸散策③】松戸宿、坂川のほとりを散策。豆腐屋、染物屋…街の中に川が溶け込む景色
現在、水戸街道沿いの「松戸探検隊ひみつ堂」となっている古民家。建物は大正7年の建造。
電話番号70年の丸いホーロー看板が残っていた。上の電気通信省のマークから昭和24年以降のものと推測。
旧眼下醫院に残っていた、電話番号2010番のプレート。比較的新しそう。
【勝浦】電話番号の看板
千葉県勝浦市(撮影日:2020年8月)
→勝浦「松の家」江戸時代創業・国の登録有形文化財の旅館に泊まろう!
江戸時代創業の旅館「松の家」の公衆電話ボックス内に残っていた、電話番号47番のホーロー看板。
旅館の近くの元商店の建物に残っていた、電話番号12番の陶器製の看板。陶器製を見たのはこれが最初!
【流山】電話番号の看板
千葉県流山市流山(撮影日:2020年11月)
→流山本町、旧街道沿いの古い街並みを堪能するコース。歴史好きにおススメ -流山⑶
街道沿いの呉服店で見つけた、電話番号15番のホーロー看板。
【茂原】電話番号の看板
千葉県茂原市(撮影日:2021年3月)
→「本町通り商店会」明治創業の老舗旅館揃い!「茂原人車軌道」が通っていた道 -茂原⑹
街道沿いのある商店に残っていた電話番号8番の陶器製看板。
同じ場所に残っていた、ホーロー看板と丸い看板、昭和の2608の看板。すべて揃っているのは珍しい。
【大多喜】電話番号の看板
千葉県夷隅郡大多喜(撮影日:2021年3月)
→大多喜「大屋旅館」正岡子規も宿泊した、江戸時代から続く商人宿へ念願の宿泊! -大多喜⑸
江戸時代創業の旅館「大屋旅館」に残っていた、電話番号20番のホーロー看板。
大多喜は他にも多く古い建物が残っていたが、電話番号の看板は見かけなかったなあ~
【行徳】電話番号の看板
千葉県市川市本行徳(撮影日:2021年4月)
→行徳街道「澤木酒店(澤木勘七)」。老舗酒店で心温まる時間を -行徳⑸
元神輿店に残っていた、電話番号20番のホーロー看板と電話番号20番のプレート。20番という番号から、神輿店が行徳地域にとって重要なお店だったことがわかる。
旧平川医院に残っていた、2478番のプレート。写真だと見えづらいが…
【木下】電話番号の看板
千葉県印西市木下(撮影日:2021年5月)
→蕎麦屋「柏屋」。木下街道沿いで150年続く味わい深い老舗蕎麦店 -木下⑷
木下街道沿いの蕎麦屋「柏屋」にて。電話番号2番のホーロー看板。
電気通信省のマークがあるので、昭和24年以降のタイプと推測。
お蕎麦屋で電話番号が2番とは…恐るべし。
【安食】電話番号の看板
千葉県印旛郡栄町安食(撮影日:2021年6月)
→記事更新予定
街道沿いの商店に残っていた、電話番号20番のプレート。
【神崎】電話番号の看板
千葉県香取郡神崎町(撮影日:2021年6月)
→記事更新予定
元商店?に残っていた、電話番号18番のホーロー看板。電気通信省のマークから昭和24年以降のものと推測。
【八幡宿】電話番号の看板
千葉県市原市八幡(撮影日:2021年6月)
→記事更新予定
八幡宿駅近くの建物に残る電話番号18番のホーロー看板。
また、裏通りに電話番号2番のホーロー看板がある邸宅を発見。2番から名家であることがわかる。
【八日市場】電話番号の看板
千葉県匝瑳郡八日市場(撮影日:2021年6月)
→八日市場「出羽宿街灯会」&レトロなたばこ屋 -八日市場⑴
八日市場駅近くの元商店の建物に残っていた、電話番号73番のホーロー看板。
八日市場には、現在は残っていないけど、本町通りの裏道に39番の看板が最近まで存在したようだ。外されてしまったのか今は無くて残念。
【銚子】電話番号の看板
千葉県銚子市(撮影日:2021年6月)
→記事更新予定
裏通りの邸宅に残っていた、電話番号152番のホーロー看板。昭和24年以降と推測、右にはプレートも。
個人宅に残っていた、電話番号332番のホーロー看板。昭和24年以降。
元商店に残っていた、電話番号141番のホーロー看板。昭和24年以降。
銚子には番号の桁数が多い看板が多く残っていた。
【千葉市】電話番号の看板
千葉県千葉市中央区院内(撮影日:2021年7月)
→記事更新予定
千葉神社近くの古い建物に残っていた電話番号1123番のホーロー看板。昭和24年以降。
千葉市内に残っている電話番号のホーロー看板は初めて見た。
【小見川】電話番号の看板
千葉県香取市小見川(撮影日:2021年7月)
→記事更新予定
旧商店に残っていた、電話番号54番のホーロー看板。
川沿いの米屋に残っていた電話番号28番のホーロー看板。
製作所に残る電話番号5番のホーロー看板。「小見川商工会員」のホーロー看板も残っていた。
醤油店に残る電話番号7番のホーロー看板。右には77番のホーロー看板も。
元商店に残っていた電話番号13番のホーロー看板。
【笹川】電話番号の看板
千葉県香取郡東庄町笹川(撮影日:2021年7月)
→記事更新予定
元商店の門に残っていた電話番号5番のホーロー看板。
個人宅に残っていた、電話番号33番のホーロー看板。個人宅で33番はびっくり。名家なのだろう。
元商店に残っていた、電話番号16番のプレート。
笹川には3枚も残っていて歩いて良かったと思った。
【東金】電話番号の看板
千葉県東金市(撮影日:2021年8月)
→記事更新予定
街道沿いの個人宅の門に残っていた、電話番号33番。既に廃墟となっている。
【佐原】電話番号の看板
千葉県香取市佐原(撮影日:2021年8月)
→記事更新予定
元商店に残っていた、電話番号241番のホーロー看板。四のフォントが可愛い。
電話番号76番のホーロー看板。昭和24年以降?
醤油てんに残る電話番号25番のホーロー看板。
川沿いの商店に残る電話番号164番のプレート。
元商店に残る電話番号646番のホーロー看板。
酒蔵に残っていた、電話番号271番のホーロー看板。昭和24年以降?
蕎麦屋に残っていた、電話番号203番のホーロー看板とプレート。
佐原には7枚の看板が残っていた。古い物を大事にしているからだろうか。
【青堀】電話番号の看板
千葉県富津市大堀(撮影日:2021年9月)
→記事更新予定
JR青堀駅近くの老舗海苔店に残っていた、電話番号6番のホーロー看板。既に閉店しているが歴史を感じるお店だ。
【上総湊】電話番号の看板
千葉県富津市湊(撮影日:2021年9月)
→記事更新予定
JR上総湊駅近く、元商店に残る電話番号31番のホーロー看板。
【天津】電話番号の看板
千葉県鴨川市天津(撮影日:2021年9月)
→記事更新予定
JR安房天津駅近くの元商店に残る電話番号73番のホーロー看板。
【勝山】電話番号の看板
千葉県安房郡鋸南町竜島(撮影日:2021年9月)
→記事更新予定
JR安房勝山駅近くの元商店に残る、電話番号32番のプレート。
【本納】電話番号の看板
千葉県茂原市本納(撮影日:2021年9月)
→記事更新予定
街道沿いの旧商店に残る電話番号34番のホーロー看板。
神社の近くの元商店に残る、電話番号15番のプレート。このデザインは初めて見た。
【船橋】電話番号の看板
千葉県船橋市宮本(撮影日:2020年8月)
→3つの昭和の病院建築にうっとり。路地には船橋日活も。 -東船橋⑵
過去の記事を振り返っていたら、閉業した病院の入り口に電話番号2319番のホーロー看板が残っていた。
船橋市内で見つけたのはこれのみ…貴重な看板である。
【木更津】電話番号の看板
千葉県木更津市(撮影日:2021年2月)
→銭湯「宮の湯」~矢那川沿いの病院建築、木更津キャッツアイのロケ地 -木更津⒆
川沿いの古い病院に電話番号2697番のプレートが残っていた。
【大原】電話番号の看板
千葉県夷隅郡大原町大原(撮影日:2021年3月)
→「大原中央商店街」駅前にはレトロな看板建築も!昭和の古き良き商店街 -大原⑴
街道沿いの元陶器店に残る126番のホーロー看板。
【八街】電話番号の看板
千葉県八街市(撮影日:2021年3月)
→「栄町商店会」範囲が広く、八街で一番賑わっていた商店街の現在 -八街⑾
老舗呉服店に残っていた電話番号131番のホーロー看板。
千葉県に残る、電話番号の看板。40枚以上残っています。
私がまだ見つけられていないものもあると思うので、知っている方がいたら教えてください!
電話番号看板の記録が少ないので、いつか価値の高い記事になると思います。
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