【日本最古】鬼子母神の江戸時代から続く駄菓子屋「上川口屋」で童心に返ろう

駄菓子屋…みなさんはどんな思い出があるだろうか。
子どもの頃お小遣いを手に通っていた記憶が蘇る場所。しかし、そんな子どもの聖地・駄菓子屋も時代の波に飲まれ、姿を消しつつある。
そんな中、
江戸時代から続く日本最古の駄菓子屋なるものが、鬼子母神にあると聞いた。まさかそんな…半信半疑で行ったが、そのノスタルジックな風景に心惹かれてしまった。
都電を乗り継いで、鬼子母神へ

鬼子母神を訪れるのも初体験!そして都電に乗るのも初体験!という私は、駄菓子屋「上川口屋」へ行く前に既に興奮気味であった。
鬼子母神前駅で降り少し歩くと、ガラッと雰囲気が変わる。時を越えて、令和になってもなお変わらず残る独特な雰囲気。都心にもまだまだ素敵な場所があるものだ…
鬼子母神に行く途中にも、ノスタルジックな建物と遭遇。

「學問所 雑司寮明哲院」とある。學問所って…
ノスタルジックを通り越して、江戸時代から時が止まっているかのような…
後に調べてみたら、2014年に民家を一般開放して学問所を開いたそうだ。

こちらの洋裁店もとても古そうで、つい見入ってしまう。窓や扉のデザインが可愛らしいな~
日本最古の駄菓子屋?!「上川口屋」

駄菓子屋はどこ??と迷子になっていると、鬼子母神の境内に、人が集まっている。どうやら、鬼子母神の境内の中に駄菓子屋「上川口屋」があるらしい。

想像している駄菓子屋を遥かに超える、佇まい。どうやらここだけタイムスリップしてしまったのではないか、と思えるほどのノスタルジックな風景だ。

お店の看板には、「創業1781年」と記載されている。かなりのインパクトだ…


販売されている駄菓子は、お馴染みのモノばかり。
童心に返って駄菓子を選ぶのに夢中になってしまった。

いくつになっても駄菓子は忘れられない。
そして何よりも店主のおばあちゃんが元気…!楽しそうにお話しているのが印象的だった。
駄菓子屋へ通う子どもの姿を久しく見てない。
昨今の社会情勢の影響が、駄菓子屋まで及んでいないと良いが…
営業時間は10時~17時。
定休日は、雨や雪、台風の時とあるので、天候に気を付けて訪れたいものだ。
(訪問日:2020年3月)
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