千葉公園通り商店会にある「白扇旅館」、喫茶店「ROSE」
千葉駅の北側、弁天2丁目。
静かな場所だが、旅館や喫茶店など歴史的にも気になる地域。昔ながらの風景が残されている。
千葉駅から弁天2丁目へ
JR「千葉駅」からは徒歩5分ほど。千葉公園の方に北へ進み、弁天プラザを通り過ぎると、旅館の案内が見えてくる。
細い一方通行の道。この先に旅館があるのか…
手前にあるのはカフェ。おしゃれな雰囲気だ。
2011年のストリートビューを見ていたら、一本の古い街灯が気になった。今は撤去されている。商店街だったのか!
せめて街灯のプレートが見えたら商店街の情報がわかるんだけれどなあ…
ノスタルジックな喫茶店「ROSE」
周辺は居酒屋が多くちょっとした飲み屋街のような雰囲気。その中にある喫茶店「ROSE」は異彩を放っていた。
「ROSE」…ローズ?ロセ?緑の蔦に囲まれたノスタルジックな喫茶店だ。
正解はロセみたい。看板に書いてある。
Rettyに口コミが載っているが、2016年時点の情報。現在は営業しているのか不明。
ランチが不定期でやっているとのこと。平日なら営業しているかな~気になって仕方がない。
隣は居酒屋のようだが、2軒とも古そう。
街灯に書いてあるプレートが読めない…商店街の名前がわからないのが残念だな。
と思ったら「千葉公園通り商店会」だそうだ。千葉公園へと向かう通りで、新旧約30店舗が並ぶ。
さらに北へ進むと、「厳島神社」の鳥居がある。もしかしたら、千葉駅からの参道的な役割もあったのかもしれない。
ビジネスホテル「白扇旅館」
「白扇旅館」が見えてきた。看板の旅館の文字が独特だな~
楽天トラベルにも口コミにも情報が満載。「大正レトロな宿」と表現している人もいるほど、老舗の旅館だそうだ。
女将さんの対応も良い昔ながらの旅館。駅から近いとはいえ、現在も営業をつづけているのが凄い。
一体いつから営業しているのだろう?北側の千葉公園にかつて存在した、鉄道連隊との関係性があったりするのでは?なんてすぐに歴史を考えてしまう。
喫茶店の現在の情報を知っている方がいたら教えてください~
(訪問日:2021年1月)
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この通りは昔ながらだけれど、昭和30年代と比較すると全然昔の面影が残ってません。
弁天町は富士見や新町と比較すると大規模開発を免れたので、今でも個人経営の店が残ってるけど、昭和30年代は薬屋と靴屋程度しか無かった様に記憶してます。その他は民家が多かった通りですよ。
それが変化したのは昭和38年に千葉駅が現在地に移って来てからだと思います。
電車で競輪に行く競輪愛好家は現在の千葉駅から歩いて行くと、必然的にこの道(おけら街道)を通るので、飲食店などが増えたと推測してます。
しかし昭和63年に千葉駅からモノレールが開通したので、この通りを歩く人は減ったのかな?
更に調べたら競輪場から駅まで無料送迎バスも出たそうです。
この道が本当におけら街道だったか競輪愛好家の書き込みなど調べたら、競輪の帰りは千葉公園を通り、おけら街道を通って千葉駅に向かった、などの書き込みが見られたので、間違えは無いと思います。
勝てば足は栄町に向かったのかな?
昔の面影は細い脇道に残ってますね。知り合いも結構住んでたけれど、今は誰も居ないのかな?