千葉市最古の寺院「千葉寺」。稲毛民間飛行場に関する胸像の跡、千葉寺駅へ

千葉市最古の寺院「千葉寺」。稲毛民間飛行場に関する胸像の跡、千葉寺駅へ

千葉市最古の寺院とされている千葉寺を初訪問。以前から訪れたいと思っていたお寺です。

境内には目を見張るようなイチョウの木!落ち着いた境内の雰囲気に癒されます。

千葉市最古の寺院・千葉寺へ

千葉県千葉市中央区千葉寺町161。
千葉寺(せんようじ、ちばでら)は創建、和銅2年(709)。東国巡錫中の行基が十一面観音を安置したのにはじまり、聖武天皇の命によって「千葉寺」と称したという歴史がある。

千葉市の居城である亥鼻城(千葉城)からも近いため、千葉市の祈願所ともなった。千葉市内最古の寺院と考えられている。

 

仁王門

江戸時代の天保宇12年(1841)年建立の仁王門、鐘楼が見事である。

彫刻も素晴らしい

 

除夜の鐘が打てる名刹であり、毎年たくさんの人が撞きに訪れるという。

千葉市文化財・千葉寺境内についての説明看板。

千葉寺境内

昭和25・27年の発掘調査で、旧寺の境内は約126m四方だったと推定された。現在の東側の住宅街も境内だったようだ。

また、坂東33ヶ所観音札所の29番となっている寺でもあり、巡礼者で賑わった。

本堂

本堂は江戸時代に再建されたが、第二次世界大戦の空襲で焼失し、現在の本堂が昭和51年(1976)に再建された。

綺麗な本堂

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千葉寺ノ公孫樹(県指定天然記念物)

千葉寺ノ公孫樹

境内の中央にある、イチョウが千葉県指定天然記念物に指定されている。

なんと、和銅2年(709)に僧行基がもたらしたものと伝えられている。樹高30m、目通り8mもあり、神奈川県鎌倉市の「鶴岡八幡宮のイチョウ」よりも大きい!秋になったらさぞ美しいことだろうな…

そして、イチョウの木から垂れている枝の異様さに驚いた。これは初めて見た…

?!!

説明によると、樹勢旺盛で地上3mから枝を張り、乳柱がたれているがこれを煎じて飲むと母乳が良く出るようになると伝えられているという。本当か…

説明看板
大師堂

境内には様々な石碑や記念碑が残されている。

境内にて

灯篭に生えた苔がなんとも神秘的…

苔が美しい

そして、南側に佇む2つの石塔。これは一体…

石塔

故一等飛行操縦士高橋信夫之像
故一等飛行操縦士島田武男之像

と表に書かれている。

裏を読むと、大正15年、白戸飛行練習所長・白戸榮之助により設置されたものらしい。

大正15年

白戸榮之助は、民間航空生みの親として知られる稲毛民間飛行場を開設した有名な人物。

大正5年(1916年)12月、白戸は現在の千葉市役所辺りの海岸で「白戸飛行練習所」を開設するも相次いで石碑に描かれている二人が事故死。大正12年のことでした。その後、飛行練習場は閉鎖に。

土台の上の胸像は戦争で供出されたらしく、跡形もありません。

白戸榮之助について、稲毛民間航空記念館でもっと知りたいなと思っていたけど平成30年3月末に閉館していたのがショック…

「民間航空発祥之地」の石碑は以前紹介した通り→【稲毛散策②】埋め立てられた稲毛海岸を思い出させる軍艦、大正11年創業の海の家の現在とは…

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千葉寺商店会

千葉寺の参拝を経て、千葉寺駅へと戻る途中に商店街の面影が。

千葉市商連の加盟商店街によると、設立は昭和51年。

京成千原線、千葉寺駅の北側に位置する。千葉市の名刹、千葉寺の山門に広がる商店街。
会員数59会員
お年玉福引セール(毎年1月実施)
お祭り福引セール(毎年7月実施)

昭和61年頃までイベントを開催していたようだが、現在は街灯の商店街名の看板が撤去されていた。

千葉寺三差路で営業中の秋元商店。この辺りは秋元ビルが多い。

秋元商店

ここから北へ進むと、食堂や寿司屋などがかつては営業していたようだ。

今回は千葉寺駅方面を目指して南へ歩いた。

元理容室

千葉寺駅から歩いて参拝に訪れる人もいると思うが、駅から千葉寺までの道のりは住宅街。

住宅街

1軒だけ元飲食店の面影がある建物があったが閉店している。

閉店

京成千原線・千葉寺駅へ到着。

千葉寺駅へ

この日はまだ余裕があったので、このまま千葉寺駅から南へ進み蘇我方面へ歩いた。次回へつづく。

 

(訪問日:2021年7月)