千葉駅近く「みゆき通り商店会」。裏通りの繁華街へ

今回は、千葉駅からスタート。千葉駅周辺も範囲が広いのでまだまだ探索できてない商店街が多い。
まず最初に向かったのは、千葉駅前大通りから一本裏道に入ったところにある「みゆき通り」。
千葉駅前再開発中のパネル展示
千葉県千葉市中央区富士見1丁目の「みゆき通り」へと向かう前に、千葉駅前の再開発工事が行われているビルの1階にパネル展示があったので見学。

1920年代~千葉市のあゆみが古写真とともに紹介されている。

再開発で街並みが激しく変化しているが、昔の写真とともに街の変化を振り返る事ができる取り組みは素晴らしいなと思った。


千葉市は空襲の被害が大きかったため、戦前の写真はとても貴重だ。


終戦後、1946年頃の栄町通り。栄町についてはこの後の記事で紹介予定。


銀座通りや昭和時代の千葉駅の駅ビル。懐かしい方もいますか?

1958年、旧千葉駅の周辺の航空写真。



1966年、オープンしたばかりの「いなげの浜」。イモ洗い状態の海水浴場の様子にびっくり。奥に見えるのは造成中の団地。

そして、現代。

未来へと題して、現在開発中のビルの完成写真。

日に日に街並みが変わる千葉駅前の様子。
向かい側にはフクロウの目を光らせている交番が変わらずに街を見守っている。

千葉駅近く「みゆき通り商栄会」を彷徨う
千葉駅前大通りの北側、京葉銀行の手前で左折し、裏道へ。控えめな街灯が立っているが、昔はもう少し派手な街灯が並んでいた。

ここが「みゆき通り」。みゆき通りという名称から想像するに飲み屋街だろうなと思った。

2015年頃までは入り口付近に渋い看板も建っていた。
正確には「みゆき通り商栄会」。

裏通りで人通りも少なく、表通りとは雰囲気が180度違う。

角は広い駐車場になっているが昔は飲み屋街が密集していたのではと想像する。

平日の午前中だけど、女性が歩くのはちょっと躊躇してしまうような大人の雰囲気が漂う…服装や髪型が派手な方が多い気がしました。
今回は行かなかったけど、みゆき通りの千葉駅側にはさらに雑居ビルが並んでいて、クラブやテレクラなどの看板も見える。
2012年のストリートビュー
さすがに現在はテレクラの看板は無くなっているが…

右手の建物は、以前は千葉県の観光物産センターだったようだ。現在はセブンイレブンに。

さらに裏道に続く飲み屋街。以前よりも浄化されて、風俗的な看板はほとんど目立っていなかった。
ビルの屋上に見える朽ちた看板。

みゆき通りを出ると、千葉都市モノレール「栄町駅」へ。

千葉駅から栄町へと繋がっている、みゆき通り。ここは夜の街へ繋がる門前町だったのかもしれない。
そして、次は千葉の大人の街・栄町へ。
(訪問日:2021年7月)
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