【ボトルディギング】石膏サイコロ・丸善インク瓶・明治バター牛乳…

今回のボトルディギングの一番の目玉は何といっても、ひょうたんの形の金平糖瓶ですが、それ以外にも初見の瓶がありました。石膏のサイコロも興味深い品物ですね～

牛乳瓶の悲劇

今回拾った瓶類がこちら！

土まみれの状態。洗う作業が一番大変です…

さっと洗った状態がこちら！右下のひょうたんの形の金平糖については、次回の記事で扱う予定です！乞うご期待！

今回、洗っているときに起きた悲劇。

左下の牛乳瓶のプリントが洗っている中で消えてしまったのだ…！確か洗う前は「明治バター牛乳」と書いてあったはず…

友達に洗うのを手伝ってもらったら、何も気にせずごしごし洗ってしまったらしく、完全に消えてしまった。昔のプリントは少し触っただけでも消えてしまうので扱いには注意しなければならない。自分で責任をもって洗おうと実感した。

明治バターの広告入りの瓶、初めて見たので欲しかったな…

他には、ガラス栓が２つ、ビー玉が３つ。白い乳白色のビー玉は欠けてしまっているが、色が綺麗なので持ち帰った。

右の平べったい丸い瓶は、表面に「AMTE」とエンボスが入っており、縁には花柄のデザイン。戦後に製造された香水系の瓶だと思うが、乙女心をくすぐるデザインである。

サイコロもただのサイコロではなかった。写真だと分かりづらいかもしれないが、石膏で作られた手作り感満載なサイコロ。

サイズが分かるように隣に普通サイズのおはじきを並べている。

１～6の目が、それぞれ色が残っており、現在の1の目だけ赤色のサイコロとは雰囲気が異なる。

1、薄い黄色
2、赤
3、黒
4、黄色
5、ピンク
6、緑

他の石膏サイコロを見ると色が違うので、昔は目の色が統一されていなかったのかな？

しかも、色がはみ出ているのも特徴的…今だったら不良品になってしまうレベルのはみ出し方ですね！

６の緑は渋い色合い。

石膏サイコロは、触るとヒンヤリ。石みたいに固い。
時代は戦前、昭和初期のモノかなと思う。サイコロの歴史を今まで考えたことが無かったので、興味深い資料となった。石膏サイコロ、他の種類も見つけてみたい。

高さ9.5㎝の少し黄色みがかった瓶。底が不均一で表面も歪んでいるので古いと思う。

底面を見ると、「FUJI　LION」とエンボス入り。

LIONといえば、現在も存在する「ライオン株式会社」を連想する。ホームページにまとめられているライオンの歴史によると、明治24年（1891）に「初代小林富次郎、東京神田柳原河岸に石鹸およびマッチ（燐寸）の原料取次ぎの小林富次郎商店を開設」。その後、石鹸や粉ハミガキを発売している。

ライオンのハミガキ粉の瓶は見たことがあるが、今回のような形は初めて見た。検索しても分からなかったので分かり次第追記します～

最後に、直径３㎝ほどのインク瓶を紹介します！

裏にはMのマーク。これは丸善のインク瓶であることは間違いない。しかし、私もインク瓶をいくつか持っているが、こんなに小さなサイズは初めてゲットした。

プラスチック製の蓋がついていたのだろう。

こんなにミニサイズはどのような方が使っていたのかな。持ち運びには便利かもしれない。