【ボトルディギング】遮光性が高い紅色の”ベルマン”瓶の正体?
ボトルディギングのコーナーと題して、拾ったガラス瓶の紹介をしている。
今回は、個人的に気に入っているもの。
蛍光灯では真っ黒だけど、太陽光に照らすと紅く光るガラス破片。
皆さんはご存知ですか?
紅いガラス瓶「ベルマン」
とある場所での、未知との遭遇。
戦前のガラスを集めている人でなければ気づかず、ただのゴミだとしか思わないと思う。黒くて鋭くとがったガラス破片。真っ黒なので現代の瓶かとも思うだろう。
しかし、拾ってみるとエンボス入り。
「ベルマン」と書いてあった。
ベルマンって何だろう?
恐らく拾ったものは、ガラス瓶の底だと思うが…
調べていたら案外、情報があった。同じようにレトロ瓶や薬などを集めている方の情報発信が助かります。
「レトロ薬局 ぱいる堂」さんによると、薬瓶コレクターの中では有名な製薬会社の商品らしい。記事で紹介されているものは、戦後発売された風邪薬の一種。
製造元が明治27年(1894)の「株式会社丹平商会」で、「今治水」「健脳丸」「心臓丸」「アスター」などレトロ瓶マニアであれば一度は聞いた事がある有名な商品を扱っていたそうだ。
いや、でも待てよ。その記事で紹介されているのは、紙に包まれた薬。
同じ名前で別の商品があったのかもしれない。
そう思い調べてみると、メルカリで化粧水の瓶で底にBELMAN のエンボスがある瓶が販売されていた。青い瓶。
私が拾ったものと一致する瓶はネットには無かった。
またしても謎が深まるものを拾ってしまったな~
遮光性が高い瓶 赤紫色に光る
しかも、遮光性がとっても高いのです。蛍光灯ではダメで、真っ黒にしか映らないのに、太陽に照らすと少しだけ紅く輝く。
遮光瓶という瓶の種類があるらしい。→遮光瓶とは?色ごとの遮光率・使用時の注意点を徹底解説!
遮光瓶とは、光が当たると変性・劣化しやすい性質の物質を保管するための容器です。ガラス製の他、樹脂製の遮光容器もあり、用途によりガラス製または樹脂製を使い分けることができます。
光が当たると変性・劣化しやすいもの…何が保管されていたのだろう?化粧水?
赤紫色のレトロ瓶は今までにも見たことがあるが、透かしたときの赤紫の色が本当に美しくて惚れ惚れする。底から上の完品の状態が知りたかったな~
もしご存知の方がいたら教えてください~
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また楽しい宿題が増えましたね~。
いつか紐解けることを期待します。