「熱海市市営八幡山住宅」熱海の和田浜南町の静かな巨大廃墟ビル
熱海といえば「秘宝館」と思って、訪れた矢先。ふと横を見たらとてつもなく大きな廃墟が建っていた。
後に調べたら色々と問題があった場所のようで、熱海の影を見たような気がした。
国道135号線の廃墟住宅
国道135号線沿いに異様な雰囲気の廃墟ビルを発見。鬱蒼とした外観から、ただならぬ気配を感じたので数枚撮影した。建物の横幅が広く、すべてを収めるのが難しいくらい。
熱海和田浜南町の「市営八幡山住宅」。公営住宅としての役目は終了したのか、1階の店舗もシャッターが完全に閉まっている。手前には喫茶店もあるが…看板だけが残っている。
ロープウェイからは徒歩1分。誰もこの廃墟ビルに目を向けない。そして歩いている観光客も少ない。なぜか恥ずかしくなって歩きながら撮影するだけにしてしまった。
アタミ音楽テープセンター、茶つう、サンワ、プロスタジオKonica、おふくろ、お食事と珈琲のお店、喫茶いそ…12戸の店舗がかつては存在したらしい。
2012年のストリートビューの様子。
八幡山市営住宅の歴史
昭和34年(1959)に建てられた静岡県熱海市和田浜南町の、国道135号線沿いにある4階建ての建物。1階が店舗で、2階から4階が住居となっていた。1282平方メートルの敷地。
2017年のニューズで八幡山市営住宅を解体する計画との情報が出ているが、過去に立ち退きなどを巡り訴訟事件などが起こったことが影響しているのか、現在もまだ廃墟のまま残っている。
しかし、隣には三ツ星ホテルの「秀花園」。うーん、凄い構図。
熱海は若い世代にも再ブームとなっているが、光の歴史だけではない。Deepランドでは敢えてインスタでは載らないような場所を記録しておこう。
(訪問日:2020年10月)
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