浅草「初音小路飲食街」が変貌!現在の初音小路飲食街へ
「浅草観光」といったら皆さんはどこに行きますか?多くの人は雷門や浅草寺周辺、また、花やしきに遊びに行く方もいると思う。どんな時も観光客で賑わっている浅草だが、喧騒から離れた渋い、ディープな場所もまだまだ現存している。
私はそんな「初音小路飲食街」という通りがとても好きなのだが、今年訪れてみたらその姿はだいぶ変わっていた…
初音小路飲食街の現在
初音小路飲食街は浅草寺の西側、浅草2丁目の場外馬券売り場「ウインズ浅草」の目の前から看板が見える。夕方に訪れたのでライトアップされたオレンジと緑色の看板が光って目立つ。
実は、この看板がだいぶ変わってしまったのだ。2020年9月、とても好きな看板だったので衝撃は大きい。
昔の初音小路飲食街の写真
2018年9月頃に撮影した写真。1枚だけ残っていた。
観光地化された浅草では珍しいレトロ感のあるフォントと色合いに惹かれて撮影をしたみたい。
看板だけでなく、初音小路飲食街の入り口にあった 「富士の名所飲食街 初音小路」というアーチ看板も撤去されている。
昔は藤棚がずらーっと路地を覆っていて、藤を見ながら飲食街で楽しむ…なんてことも。
2018年の写真では確認できるので、つい最近のことだろう。
よく見てみると、看板の位置も移動したようだ。以前あった場所の手前の駐車場に、「天然温泉 凌雲の湯 御宿 野乃 浅草」というホテルが新しく建ったようで、その影響で初音小路飲食街の風景も変わったと考えられる。
浅草の下町情緒
看板は無くなってしまったが、現在も初音小路飲食街は営業中。左の新しい建物が新築のホテル。
夕方だったので、既に多くの人で賑わっていた。
藤棚も健在。狭い通りに密集している初音小路飲食街が令和になっても残っているのは凄い…
戦後この場所に立ち並んだ屋台が、初音小路飲食街のはじまりとされている。独特な下町情緒が色濃く残る路地。
初音小路飲食街の先には浅草西参道商店街。浅草西参道商店街は舗装され、とても綺麗な観光客向けの商店街だ。
浅草も、観光客が多い場所をちょっと離れるとディープな場所に遭遇する。
初音小路飲食街の看板が変わってしまったのは驚いたが、時代と共に変化をしていく。
(訪問日:2020年9月)
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