旭市飯岡|飯岡町商工会の街並み.飯岡~下永井 ―飯岡⑶

旭市飯岡の探索つづき。
最期に、玉﨑神社から東の下永井地区を歩き、多古町で古いバス停を見て帰宅しました。
旭市下永井の街並み
旭市飯岡~下永井へ。玉﨑神社から東の下永井地区も少し歩く。

鳥居の傍にある緑色の建物が目立つ。Googleマップには「松山鋼材株式会社」とあるが、それ以前は銀行かな?
前回歩いた西側に比べると営業中のお店が少ないが商店街の名残は感じる。

ラーメン、日本そば、定食の旧梶山食堂。玉﨑神社周辺、そういえば営業している飲食店が少ない。飯岡漁港の方まで行かないといけない。

バス停「西上町」の辺り。
古そうな門柱が気になる。今は板金工場。
その隣の古そうな旧商家。正面にはヒゲタ醤油のロゴマークが残っている。元酒屋かな?
奥には蔵も。今回の飯岡探索で一番立派な古民家だった。津波被害も影響してか古い建物が少ない。

バス停「下永井」の辺り。

奥に見えるのが「飯岡温泉グロリア九十九里浜」。

黒色の温泉を堪能できる旅館。最上階の客室からは海を一望出来て綺麗だった。2024年夏に宿泊、温泉を楽しみたい方向けのシンプルな宿だった。日帰り入浴も可能。
素泊まりのみだけど、近くにコンビニもあるので持ち込みしやすい。

飯岡温泉グロリアの隣には「飯岡浪切不動尊」。

先ほどの商店街の通りに戻り、もう少し先まで歩いた。「宮野ストア」、お正月だからか閉まっていた。

煉瓦造りの壁が残る立派な邸宅。

宮野ストアーから脇道を入って玉﨑神社へと戻る。
途中、斎忠商店の向かいに飯岡石の壁が。玉﨑神社で見たものと同じだ~



住宅街にある金毘羅大権現。

この一角だけ古い建物が密集して残っており、飯岡助五郎のいた飯岡を彷彿とさせる。

この辺りには西宮商店と古い石蔵が2012年頃はあったが蔵は解体されていた。
街は移り変わる。だからこそ当たり前の景色を記録する。
震災直後の飯岡の写真
ブログ読者のデコスケさんから、東日本大震災発生から4週間後の写真をご提供いただきました。コメントも合わせて添付します。
漁港の近くは壊れた家の廃材置き場と化していました
手前の家がガードして、奥の家は残ってました。
こんなの後回しの感じで、倒れたままでした。
後ろに見えるホテルは旭市仁玉の亀の井ホテル九十九里。手すりが全て津波で曲がってました。右の道はサイクリングロード。
木戸浜海岸のトイレで、流されてしまった様です。
塩害で松が枯れてました。この辺りは山武市ですが、この辺りの被害は余り知れていません。
多古町の古いバス停
ここからは余談。帰りのドライブで気になったもの。

以前も訪問したことがある香取郡多古町にある古いバス停を見たくて最後に停まった。
商店名が沢山並んだ商工案内図。昔の商店街を知る貴重な資料…残っていて嬉しい。
そもそも、こういう小屋のようなバス停も多くは無いが、
古い看板や商工案内が残るバス停は千葉県内、他にあるかな…ご存知の方がいたら教えてください。
(訪問日:2023年12月)
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